" 川崎頌和幼稚園|園だよりから

園だよりから

2018年5月



5月になりました。ゴールデンウィークはいかがでしたか?
おりーぶBのお子さん達と過ごして約2週間が経ちました。
2週間を過ごす中で、家庭訪問があり、
「今日は〇〇ちゃん、〇〇くんのお家に遊びに行くよ」と帰りの会でお伝えするようにしていました。
お子さんの反応は様々です。
名前を呼ぶと「イエェェェーイ!」とこちらが驚くほど喜んでくれたり、
「今日だよね!今日!!」と同意を求めてきてくれる子もいれば、
少し恥ずかしそうにでも、にこりと笑ってくれる子もいる。
「まだうちに来ないの?」と不満げなお子さんもいて、面白いなぁと微笑んでしまいました。
この時間がある事で4月の始め、お子さん達はまだ余所行きの様子、
私自身も様子を見ていてと「まだまだ距離があるぞ・・・」から、
そういえばうちに来たよね!と親密感が出て
1人1人との距離がゆっくりと徐々に狭まって来ているように思います。
家庭訪問お時間を頂きありがとうございました。

まだまだかわいいおりーぶさん。
ことりさんやこひつじさんに比べたら大きくなったし、
もうおりーぶさんなんだからと期待をしてしまう部分いっぱいありますよね。
私もそうです。
しかし大きな期待を寄せるほどお子さんにとっては重荷になるのだと思います。
ちいさい頃ピアノが好きで練習を重ねれば重ねるほどうまく弾けるのが嬉しくて
ただ楽しい気持ちを持ってレッスンに望めていました。
父の転勤で川崎から群馬県に移ってピアノの先生が変わり
練習内容がぐっと難しく定められて正直楽しむことよりも必死になることが多くなり、
その時間を楽しく過ごせなくなりました。
自分のやりたいように進まないレッスンは私にとって苦行でした。
上手くなるにはと、私の弾きやすいものより苦手なものを選択する先生だったので、
私が楽しいと思えなくなったのだと思います。
練習をしてもうまく弾けない、でも自分には目標があるから辞められない。
転機は父の転勤でした。
新しい先生はどういう曲を弾きたいか、3曲くらい弾いてから
その中の1曲を私自身に選択させてくれました。
「気に入ったから弾けるようになりたい!!」
その一心で練習もできたし、なにより上手くいかなくても一つ一つ良くなった所を探しては
いっぱい褒めてくれる先生だったので嬉しかったのを覚えています。
たぶん、あの時私は今できる最大限を「いいね。頑張ったよね。」と
認めてほしかったのだと思います。

「おおきくなったから・おりーぶさんになったから・できるようになったからもっと・・・」
と思ってしまうのは悪いことではないけれど、
お子さん一人一人を見た時にそれぞれ違うということ、
今の自分を受け止めてほしいのではないかと思うのです。
お子さんが見せてくれる表情が今の気持ちであったり、
その姿が等身大であるのだと感じます。
ですから「だっこして!」と求められたときに応えたいと思うし、
できないとお子さんが考えて困っている姿があれば見守り、向き合っていきたいと思います。

「自分の好きなことをする姿も甘えてきてくれる姿もどっちの姿もある君がいい。」
どの場面の姿もその子自身だから受け止めていきたい。
難しさを感じることも努力していきたいなと思います。